環境・持続開発省 調査・計画局によるモニタリングミッション

2022年4月25日

PIREDD Kwilu(Programme intégré REDD+ Kwilu/Kwilu州におけるREDD+統合プログラム)の活動が行われているKwilu州では、4月25日~5月3日の日程で、環境・持続開発省の調査・計画局によるモニタリングミッションが行われました。

このミッションは、プロジェクトの目的及び期待される結果の達成状況を環境・持続開発省自らがモニタリングすることを目的として、環境・持続開発省からは、調査・計画担当顧問、気候変動担当顧問代理のジェンダー担当顧問を含む5名のチームで行われ、Kwilu州からは州環境大臣や環境・持続開発省の州コーディネーターが同行しました。

一行は、活動が行われている村落の森林保全ゾーンや、アグロフォレストリーサイトを訪問し、受益コミュニティから活動の様子を説明してもらい、進捗を確認しました。受益コミュニティグループのCLD(Local Development Committee)を活性化するためCLDの事務所を明確にすることや、植林したアカシアが開花し種子が採取できることから、種子を集めてCLDが販売していくことなどについて意見交換が行われました。

また、植林したアカシアの花を利用した養蜂による生計向上の可能性について、養蜂を行っている村落を訪問し、伝統的な採蜜箱の改良などについて意見交換を行いました。

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アグロフォレストリーサイト(アカシア(樹木)の間にキャッサバ(農作物)が植わっている)

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モニタリングミッションとコミュニティの意見交換の様子