東ティモールでは、2003年から2012年の間に約184,000ヘクタールの森林が減少し、また約171,000ヘクタールの密林が疎林または畑などの森林以外の土地利用へと劣化しました。森林の減少・劣化は、中山間地に住む貧困農民の経済活動に起因することが多く、その主な原因は、人口増による新規開墾、焼畑耕作、薪炭材の採取、その他無秩序な土地利用変化です。
本プロジェクトのフェーズ1では、現地NGOと協力して、ラクロ川及びコモロ川流域内の6村落において、コミュニティが森林資源を含む天然資源を持続的に管理していくための仕組みとして、CB-NRM(Community-Based Sustainab…