エジプト日本学校（Egypt-Japan School: EJS）5年生のE-JUST訪問

5月29日、カフル・アッシェイフ県およびダカリーヤ県のEJS小学校5年生の児童29名および校長・教員を含め約40名がE-JUSTを訪問しました。EJSは特別活動（特活）を中心とした日本式教育の実践をする学校で、2018年に35校が開校しました。2022年10月時点では51校に増えており、小学校5年生が最高学年です。

早朝の出発にも関わらず児童は元気にE-JUSTに到着し、各班で整列して点呼を取った後、図書館に併設するホールに向かいました。鈴木副学長から科学技術の発展を支える科学者・工学者には理数科が重要である旨の歓迎プレゼンテーションがあり、児童は大変興味深く聞いていました。また、アドリ学長から歓迎の挨拶および工学部モハメッド先生からE-JUSTの紹介がありました。その後、会場を移動して工学部モナ先生より地球温暖化についての講義と、班ごとに二酸化炭素を減らすための活動を考えるワークショップが実施されました。
日本の給食時間を模したお弁当タイムの後、E-JUST内の図書館・研究室を見学し、ロジック・ジムの作成者であるハイサム先生のワークショップに参加しました。
滞在中は、児童から積極的に質問がなされ、科学技術大学であるE-JUST訪問を大変楽しんだ様子でした。
EJSの児童は未来のE-JUST学生として期待されます。

参考情報
EJS：https://www.jica.go.jp/publication/mundi/1904/201904_03_01.html
ロジックジム：https://www.logic-gym.com/