第1回合同調整委員会(JCC:Joint Coordinating Committee)の開催

2019年11月29日

2019年11月12日、プロジェクトの第1回となる合同調整委員会(以下、「JCC」)が開催されました。JCCとは、プロジェクトの相手国実施機関と日本側の関係者が集まり、プロジェクト活動の進捗報告や活動計画の確認をするとともに、プロジェクトの実施に際して起こる様々な課題について協議・解決する場です。

フィジー側からは、プロジェクトダイレクターである保健医療サービス省の事務次官、プロジェクトマネジャーをはじめとするJCCメンバー、日本側からはJICA人間開発部人間開発部次長兼保健第二グループ長およびJICAフィジー事務所長など、両国のプロジェクト関係者18名が出席しました。

1回目となる本会議では、プロジェクト概要の説明、プロジェクトを開始した2019年4月から10月までのプロジェクト活動の進捗報告、次回JCC会合の開催を予定する2020年7月までのプロジェクトの活動計画の説明をプロジェクトマネジャーおよびプロジェクト専門家から行いました。

また、プロジェクト開始当初には、現状を踏まえて、パイロット対象保健医療施設や実施方針などを変更することが合意されていたため、各変更点についてプロジェクト専門家からJCCメンバーに報告しました。その後、変更点に係る合意文書として協議議事録への署名が保健医療サービス省の事務次官とJICAフィジー事務所長により行われました。

会議最後には、JICA人間開発部次長兼保健第二グループ長から、プロジェクト開始から半年というわずかな期間に多くの活動が既に実施されていることが言及され、関係者の尽力に対する謝意と今後の期待が述べられました。保健医療サービス省事務次官からは、JICAの支援に対する謝辞が述べられ、閉会しました。

本会議を通じて、関係者がプロジェクトの活動進捗と実績を確認し、コミットメントをさらに強める好機になりました。

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JCC会議の様子

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プロジェクトに係る協議議事録署名