第2回 合同調整委員会(JCC)開催

2023年5月1日

2023年1月17日、ホリデイインホテルにて、第2回合同調整委員会(JCC)が開催されました。JCCは、相手国プロジェクト実施機関、監督省庁、JICA現地事務所の長などで構成されるプロジェクトにおける最上位の意思決定機関です。第1回JCC(2021年11月10日開催)の際には、新型コロナウイルス感染症拡大の懸念のため、大多数の参加者がオンラインによる参加となりました。しかし今回の開催時点では、フィジー国内の新型コロナウイルス感染症関連の国内の移動制限は撤廃されていたことから、36名の関係者に対面参加してもらうことが出来ました。(総勢45名が参加、そのうち残りの9名はオンライン参加。)会議出席者は、フィジー水産省をメインとして、南太平洋大学(USP)、在フィジー大使館、公益財団法人海外漁業協力財団、太平洋共同体(SPC)およびJICAフィジー事務所から参加されました。

本JCC内では、以下の内容が議論されました。

1)プロジェクトの概要説明および本会議の目的(田村實チーフアドバイザー)
2)プロジェクトの進捗(ネオマイ水産局長)
3)JICA課題別研修の参加による研修レポート(水産職員7名)
4)今後の活動内容(ネオマイ水産局長)
5)プロジェクトデザインマトリックス(PDM)上の評価指標と指標データ入手手段の承認(ネオマイ水産局長)
6)活動計画表の承認

上述の通り、会議内では、2022年度に実施した活動内容の報告と、2023年度に新たに実施する活動について発表を行いました。また最後には、水産省ネオマイ水産局長により、フィジー水産省は今後とも、JICAおよびUSPと協力しながら、フィジーのSDG14達成に向けた活動に邁進する旨が述べられ、会議が締めくくられました。

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ネオマイ水産省長官による開会のあいさつ及びプロジェクトの進捗状況報告

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水産省沿岸資源管理課長のサラス氏によるプロジェクトの進捗報告

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水産省西部地方事務所トカ氏による課題別研修報告

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参加者の集合写真