Healthy Setting Programの開始式典に参加しました

2022年6月21日

2022年6月21日、フィジー政府が実施するHealthy Setting Programの開始式典がスバで開催され、当プロジェクトの日本人専門家2名と現地スタッフ2名が出席しました。Healthy Setting Programはフィジー国保健省、世界保健機関(WHO)、世界銀行が主導する事業で、村・住居・学校・職場・都市・スポーツ・宗教の7つの環境において健康づくりを推進するものです。これらの環境を通じてフィジー人が生涯を通じて健康を享受することを目的としています。

式典に出席したラトゥ・ウィリアム・カトニベレ大統領はスピーチの中でNCDについて言及し、フィジーにおける死亡・障害の主要な原因がNCDであること、NCDのリスク要因に対してはあらゆるレベルで迅速に対処する必要があることを述べました。

当プロジェクトでは、7つの環境のうち村と職場において、生活習慣病予防という観点から協力を行います。コミュニティと職場における健康診断の実施能力強化や、関係者への動機付け面接法研修の実施を通じて、リスクグループの行動変容を目指します。

(注)写真はフィジー政府Facebook記事から引用

【画像】ガーランドをかけている中央3名は左からWHOのマーク・ジェイコブ氏、カトニベレ大統領、イフェレイミ保健大臣

【画像】

スピーチを行うカトニベレ大統領

【画像】

カトニベレ大統領と当プロジェクトメンバー

【画像】

カトニベレ大統領と保健省ウェルネスセンタースタッフでの集合写真

【画像】

大統領と挨拶を交わす佐野専門家(左奥)と山崎専門家(左手前)