パイロット活動特定のための住民ワークショップ(第2グループ)

2017年7月6日

ラ・ウニオン生物回廊プロジェクトでは、ラ・ウニオン生物回廊を構成する3市(ユスカラン市、グイノペ市、オロポリ市)において、計9つのパイロットコミュニティを選定し、生物多様性の持続的利用と保全のための活動を行うこととしています。
昨年からすでに活動を始めている3つのコミュニティに加え、2年目の今年は、第2グループとしてさらに6つのコミュニティを選定しました。2017年6月~7月にかけて、この第2グループのコミュニティでそれぞれの活動計画を策定するためのワークショップを実施しています。

1回目のワークショップでは、各コミュニティが擁する自然資源・人的資源の確認、コミュニティが抱える自然環境上の課題、およびその解決のために必要な活動の洗い出し等を行いました。続いて2回目のワークショップでは、コミュニティから要望のあった活動のうち、プロジェクトが支援可能なものについて、その目的、実施に必要な事項(研修項目、資材調達等)、担当者、実施時期に等ついて検討し、活動計画案を作成しました。作業はグループワーク、発表、全体検討、必要に応じて修正という流れで、参加型手法を用いて行っています。

2回とも丸一日の長丁場のワークショップですが、多くの住民たちの参加のもと、活発に議論が進んでいきます。次回の3回目のワークショップで、最終的な活動計画をまとめる予定です。

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チャグイテ・スル(ユスカラン市)

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ロマ・ベルデ(グイノペ市)

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ロサ・デ・アブリル(オロポリ市)