プロジェクトが始まりました

2022年1月4日

2021年10月15日にプロジェクトが開始されました。現地ホンジュラス国保健省では、2013年から2018年の間に実施されたJICA「『国家保健モデル』」に基づくプライマリーヘルスケア体制強化プロジェクト」で共に活動した職員も多く在籍しており、再会を喜び合いました。

現地業務が開始されたと同時に、保健省のカウンターパート機関である統合保健サービスネットワーク(RISS)局や一次医療部をはじめ、省の政策および地域保健局の計画策定を指揮する役割をもつ計画評価管理ユニット(UPEG)等の関連部署と会議を持ちました。会議では、プロジェクト内容を確認しながら、今後の計画やベースライン調査について活発な意見交換が行われました。UPEGのユニット長からは、JICAのプロジェクトは、「1)公共サービスを対象としている点、2)RISSの強化に取り組む点、3)非感染性疾患(NCD)に取り組む点で非常に期待をしている」とコメントがありました。また同時に、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で「リスクコミュニケーション」の課題が浮き彫りになったため、プロジェクトの技術的な戦略の1つとして取り組んでいくこととなりました。

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保健省RISS局との会議

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ベースライン会議の様子