中間レビュー調査の実施及び第3回合同調整会議の開催

2018年11月23日

2018年11月7~23日

2018年11月7日から23日にかけて、JICA及びJSTより派遣された日本側団員4名と、プロジェクト現地協力機関であるインドネシア科学院(LIPI)バイオマテリアル研究所(1名)、同バイオロジー研究所(1名)の計6名により構成された調査団による日尼合同の中間レビューの現地調査が行われた。調査団は、プロジェクトの主要活動地点であるボゴール、チビノン、カリマンタン島カティンガンを訪問し、両国の関係研究機関を代表する研究者やプロジェクトを推進する若手研究者、並びに現地協力機関等関係者へのインタビュー、現地サイト調査、成果品・文献分析等を行った。また、スラバヤを訪問し、将来の社会実装を実現するための協力候補企業の一つである民間バイオペレット工場を視察した。

評価結果の取り纏めは日尼合同チームで行われ、11月23日双方の団長である浅沼修一JICA農村開発部国際協力専門員及びLIPIバイオマテリアル研究所所長Prof. Dr. Sulaeman Yusufによって署名された。

この中間レビュー調査報告書は、同日にLIPIボゴール植物園内会議室にて開催された第3回Joint Coordination Committee(JCC:合同調整委員会)会合にて調査団より報告され、プロジェクト実施機関(京都大学、LIPI)に承認された。

全体期間を5年として開始された本プロジェクトも、2016年7月の開始時点から2年4カ月が経過し、ほぼ折り返し地点を迎える。今回の中間レビューと合同調整委員会を経て、関係者間でプロジェクト目標の達成のための課題が明確にされ、今後活動を更に推進していく。

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ソルガム試験栽培状況を確認する調査団

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第3回JCC会合の様子

【画像】第3回JCC会合での関係者集合写真