遠隔プロジェクトミーティング開催

2022年1月28日

インドネシアでの新型コロナウィルス(COVID-19)の感染に関して、全体的な感染拡大は落ち着きを見せており、在宅勤務体制は一部緩和され、ワクチン接種及び抗原検査証明書の提示といった一定の条件下で州をまたぐ国内移動も認められる等、インドネシア国内の経済活動は徐々に再開されてきている。しかし、12月に流入したとみられる更に感染力の強い変異種「オミクロン株」による急速な感染拡大を警戒し、インドネシア政府は緊急社会制限活動(PPKM)の警戒レベルを一段階引き上げ、海外からの入国に対して入国後、指定ホテルでの7日間の隔離を義務付けているため、本プロジェクト短期専門家を含む海外からの出張者の渡航は引き続き厳しい状況にある。

上述の状況の下、2022年1月28日に、日尼双方のプロジェクト研究者による遠隔プロジェクトミーティングを実施した。本ミーティングは、2020年4月の新型コロナウィルス感染拡大のためインドネシアへの渡航が制限されて以来、プロジェクトの個々の活動の進捗と直面する課題について両国関係者で共有し、解決に向けた協議を行うため、一カ月に一度、オンラインで開催しているものである。

今回のミーティングにおいては、コロナ感染拡大及び活動制限下でのプロジェクトの進捗状況を確認するとともに、昨年に引き続きウェビナー方式での実施が決定した第6回SATREPSカンファレンス(2022年3月25日開催)や同年5月に予定されるプロジェクト終了時評価に向けた準備状況について、日尼双方のプロジェクト研究者で協議を行った。

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プロジェクトミーティングの様子

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第6回SATREPSカンファレンス案内状