遠隔プロジェクトミーティング開催

2022年4月14日

インドネシアにおける新型コロナウィルス(COVID-19)オミクロン株による感染拡大は3月に一旦ピークを迎え、インドネシア国内の重症者、死者数も減少傾向にあることから、在宅勤務体制の緩和、学校の通学再開、国内及び海外との移動規制が緩和され、社会・経済活動が正常化に向け動き始めている。また、JICA短期派遣専門家のインドネシア渡航も再開し、ようやくプロジェクト活動の通常化の兆しが見え始めた。

これらの状況の下、2022年4月14日に、日尼双方のプロジェクト研究者による遠隔プロジェクトミーティングを実施した。本ミーティングは、2020年4月に新型コロナウィルス感染拡大のためインドネシアへの渡航が制限されて以来、プロジェクト活動の進捗や直面する課題について両国関係者で共有し、解決に向けた協議を行うため、毎月オンラインで開催している。

今回のミーティングでは、2022年5月に実施予定の終了時評価調査について主に話し合われた。終了時評価調査とは、プロジェクトの最終段階として、技術協力の開始から終了までの実績及び実施プロセスを検証し、プロジェクト目標と成果の達成状況を評価した上で、プロジェクト実施機関に対してプロジェクト終了後を見据えた活動を提言するものである。JICA本部及び評価専門家による全体説明の後、日尼双方のプロジェクト研究者、JICA及びJSTを交え、調査の具体的なスケジュールや訪問先等について協議を行った。終了時評価調査は、2022年5月10日から27日にかけて、現地調査とオンライン会議を組み合わせた形で実施される予定である

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プロジェクトミーティングの様子1

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プロジェクトミーティングの様子2