医薬品食品安全監視ワークショップ2020@ジャカルタを開催しました

2020年3月25日

JICA「インドネシア医薬品食品安全強化プロジェクト」及びインドネシア食品医薬品監督庁/Indonesian FDAが3月11日から12日にかけて、ジャカルタで標記のワークショップを行いました。

プロジェクトで作成した教材を使い、製薬会社を対象としたファーマコビジランス(以下、「PV」という。)のワークショップは2月のスマランに続いて今回はジャカルタで150名ほどの参加者を得て開催されました。(ファーマコビジランスとは、WHOによると「医薬品の有害な作用または医薬品に関連するその他の問題の検出・評価・理解・予防に関する科学と活動」という定義です。)

Indonesian FDA からは第一総局(医薬品担当)のリタ・エンダン総局長が 「インドネシアのファーマコビジランスシステム」について講演し、続いて医薬品等品質および輸出入管理課のトリアスティ・イスナリアニ課長が「インドネシアのファーマコビジランス情報」、そして佐野喜彦JICA専門家(チーフアドバイザー/医薬品担当)が「日本のファーマコビジランスシステム」の講演を行いました。その後PVモジュールの解説、ケーススタディを用いたグループディスカッションが行われました。

医薬品の安全強化のためにPVの教材を使ってその認識を高め、質の向上をはかるワークショップは今回の製薬会社を対象としたものに続いて、医薬品食品監督庁の地方支所の職員、医療従事者を対象として実施される予定です。

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講演の様子

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グループワークの様子

【画像】参加者で記念撮影