Badan POMの15試験所へのPCR検査機器の引き渡しについて

2021年5月20日

COVID-19の影響が続く状況下にあるインドネシアを支援するため、Badan POMの中央試験所と14支所の試験所にPCR検査用の機材と消耗品の目録が手渡されました。

これら15の試験所は、COVID-19の全国サーベイランスに参加しており、SARS-CoV-2の検知に貢献しています。試験所の分析官らは、各州の検査能力の不足を補い、WHOが推奨する検査数の基準に達するよう努力しています。

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PCRを用いた検査は、食品安全を含む公衆衛生問題を明らかにするための一般的な方法になっています。そのため、JICAが供与するPCR検査機器や関連アイテムは、Badan POMが取り組む公衆衛生問題全般において、各試験所の検査室の能力を高め、検査結果の精度を確保するのに役立つことが期待されています。

JICAが供与するものは以下の通りです。PT-qPCRシステム(5台)、96ウェルプレート用遠心分離機気(1台)、PCR検査キット(53箱)、自動抽出器(14台)、試薬(225箱)、バイオセーフティキャビネット(2台)、冷蔵遠心分離機(1台)、消耗品(1215パックス)、マイクロピペット(1台)

【画像】PCR検査機器や関連アイテムが割り当てられる15の研究室の所在地