第11回国際母子手帳シンポジウムで発表しました

2018年12月14日

タイ、バンコクにおいて、2018年12月12日から14日まで、第11回国際母子手帳シンポジウムが開催されました。インドネシア保健省からは、Ni Made Diah 5歳未満児課長が、開会式に続く全体セッション「世界の母子手帳:過去、現在、未来(The MCH Handbook around the world: past, present and future)」においてパネリストをつとめました。「インドネシアにおける母子手帳(MCH Handbook in Indonesia)」と題して、1990年初めからの導入の歴史を紹介し、2018年に行われた全国世帯調査(RISKESDAS)のデータを用いて、インドネシアにおける母子手帳の活用の状況と課題について発表しました。

インドネシア保健省は、2017年に国際ワークショップを開催し、タイ、ケニア、フィリピンなどがインドネシアを訪れて母子手帳の活用に向けた議論をしました。今回、インドネシアがタイを訪れ、母子手帳の活用を視察する機会となりました。さらに、インドネシア保健省は、ケニア保健省やWHO担当者と、2018年WHOガイドライン策定後、さらに今後の運用について意見交換をしました。

インドネシア保健省は、第1回(東京 1998年)から同シンポジウムに参加し、第2回(インドネシア マナド 2000年)、第3回(インドネシア ボゴール 2003年)にはホストを務めています。同シンポジウムは二年に一度開催されており、次回は2020年にオランダで開催される予定です。

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