インドネシアでの乳幼児健診導入にむけて、準備が始まりました

2020年3月19日

インドネシアでの乳幼児健診導入に向けたパイロット活動は、中部ジャワ州Surakarta市での実施を予定しています。プロジェクトチームは2月と3月にSurakarta市を訪問、地域の保健局職員や保健センター職員らとともに、保健センターで乳幼児健診を行うために必要なことについて協議を行いました。地域の医療にかかわる様々な関係者からの多くの意見を得て、同地域で乳幼児健診を導入するための具体的な議論を行うことが出来ました。

また、3月12日と13日には、ジャカルタの保健省において、ワークショップを開催しました。ワークショップでは、乳幼児健診導入のために1月に日本へ視察に行った参加者より、日本の乳幼児健診の実際とインドネシアで導入しようとしている乳幼児健診の概要についてプレゼンテーションが行われました。保健省からは、キラナ公衆衛生総局長を始めとした保健省職員や保健関連の職能団体職員などが参加し、Surakarta市で行われた議論も踏まえて、乳幼児健診導入に向けての情報共有と活発な議論が行われました。

プロジェクトでは今後も継続してインドネシアでの乳幼児健診モデル構築の支援を行っていく予定です。

【画像】

Surakarta市保健局での協議の様子

【画像】

保健省でのワークショップの様子

【画像】

保健省でのワークショップ参加者