住民参加による観光資源マップ調査

2016年10月31日

ペトラ遺跡を訪れる観光客に、遺跡公園と高級ホテルが並ぶ既存の観光地区だけではなく、地元の人たち向けの商店や喫茶店、レストランが集積するワディムサの町へも足を運んでもらえるよう、地域住民とともに参加した観光資源マップ作りを行いました。現地の高校生や家庭の主婦ら多様な人たちの参加があり、普段、目にしている何気ない景色や、自分たちのお気に入りの店が、観光客にとってはペトラらしさを伝える貴重な観光資源であることに気づいたようです。

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この地方の伝統的な建築を保存したエルジービレッジで説明を聞く参加者たち。

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ワディムサで最古のモスクのミナレット(塔)。

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谷沿いのオリーブ畑も、ペトラ遺跡との対比で観光資源になることを再発見。

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自分たちで見つけた観光資源や町歩きを誘発するための工夫を話し合いました。