観光マーケティングセミナー

2017年2月27日

カウンターパートの一人は、2013年に東京で行われた2ヶ月半にわたる「観光振興とマーケティング」研修に参加し、そこで得た知識をプロジェクトに活用しています。
この度、「観光振興とマーケティング」研修のフォローアップの一環として、アンマンで観光マーケティングセミナーが開かれました。玉川大学観光学部の玉木教授からは、東日本大震災の経験に基づく「ネガティブなイメージをもった観光デスティネーションにおける観光マーケティング」のレクチャーがあり、シリア危機に起因するネガティブなイメージをもつ中東地域の観光マーケティングのあり方についての活発なディスカッションが交わされました。
事件や事故などのネガティブなニュースは直ちに世界に発信されますが、ヨルダンやペトラの安全性や、どこでも普通に見られる日常生活がニュースになることは稀です。参加者は、それをどのように世界に伝え、多くの観光客にヨルダンの観光を楽しんでもらえるかを熱心に考えていました。

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観光遺跡省次官によりセミナーが開講しました。

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セミナーには、ヨルダン、エジプト、レバノン、パレスチナから、「観光振興とマーケティング」研修への参加者が集まりました。