1月の主な活動まとめ

2019年2月22日

2019年は本プロジェクトにとってこれまで実施してきた研修の修了者や関係機関と共に現場での活動を進め、関係機関がプロジェクト終了後も持続的にプロジェクトで得た知見を活用・発展させて若者のキャリア開発と雇用をサポートしていく体制を整える期間になります。今回はプロジェクトが1月にカウンターパートと共に企画・実施した3件のイベントをご紹介します。

1)1月7日 German Jordanian University(マダバ県)での学生向けキャリアカウンセリングセッション
労働省下の雇用事務所(EO)、民間人材派遣会社との協力のもと、在校生向けにカウンセリングセッションを実施しました。合計35名の学生が参加し、そのうち15名が個別カウンセリングを受けました。

2)1月22日 Princess Basma Center Aqaba(アカバ県)での地元の若者・学生向けキャリアガイダンスセッション
Aqaba EO, 教育機関(Educational Development Board)、大学・短大(Al Hussein Bin Talal University, Aqaba Community College)と協力のもと、個別カウンセリングの他にEOにおける雇用サービスの紹介と求職者登録のサポート、EOを通じて就職した人の成功体験談の紹介を行いました。参加者数が92名と盛況だった事で同センターからは定期的にセッションを開催したいという要望が寄せられたり、たまたま参加した企業関係者がセッション後に短大関係者へインターンシッププログラムを提案するなど、次の取り組みにつながる連携が育ち始めています。

3)1月31日 Al Barqa Applied University(サルト県)での学生向けキャリアカウンセリングセッション
Amman 1 EO関係者が同大学を訪問し、雇用サービスの紹介と個別カウンセリングを実施しました。セッション中にEO関係者がプロジェクトで作成した執務参考資料を活用して学生にキャリア開発について説明する姿がみられるなど、プロジェクト成果が徐々に現地関係者に馴染んでいる様子が伺えました。参加した学生からは「これからやるべきことが明確になった」「どのような仕事の募集があるのかを知ることができた」といった声が聞かれ、教員からも今後同様の取り組みを定期的に行いたいといった好意的な意見が寄せられました。

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1月7日 カウンセリングブースの様子

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1月22日 個別カウンセリングセッション

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1月22日 雇用サービスに関するプレゼンテーション

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1月31日 学生と労働省職員のやりとりの様子