第1回JCCの開催

本プロジェクトでは、2012年9月25日に第1回目のJCC（Joint Coordinating Committee）を開催しました。プロジェクトが始まって実質2ヵ月程度のため、今回は公式なキックオフの意味合いが強く、日本・ケニア双方のプロジェクト関係者が一堂に会し、プロジェクトの内容や方針を確認し、今後の協力を強固に進める基礎固めをすることが主たる目的でした。

日本側は、JICAケニア事務所から江口所長、深井所員及びNgugi所員、（独）森林総合研究所林木育種センター（FTBC）から藤澤課長にご出席いただき、ケニア側は、議長としてMinistry of Forestry and WildlifeのGideon N. Gathaara氏、カウンターパート機関であるKEFRI所長でプロジェクト・ダイレクターのBen E. N. Chikamai氏、プロジェクト・マネージャーのGabriel M. Muturi氏はじめ、森林公社、農業省等関係機関から総勢20名のご参加を頂きました。

プロジェクトの背景、目的、事業内容や実施計画については、Muturi氏、藤澤氏、小澤チーフアドバイザーからパワーポイント資料を使って詳しい説明がなされ、参加者一同で共通認識の形成がなされました。ケニア側からは、本プロジェクトに対する大きな期待が表明され、日本側からは、気候変動という人類共通の問題に対する貢献の重要性や2013年6月開催のTICAD Vに関する期待が表明されました。

（なるみ）