第2回JCCの開催

2013年6月4日

第1回目のJCC(Joint Coordinating Committee)は2012年9月25日に、プロジェクトのキックオフの意味合いを込めて開催されました。それから半年足らず、2012年度の締め括りとして、2013年2月12日に第2回JCCが開催されました。

日本側は、JICAケニア事務所から深井所員及びWairegi所員、(独)森林総合研究所林木育種センター(FTBC)から木村課長及び宮下室長にご出席いただき、ケニア側は、議長としてMinistry of Forestry and WildlifeのHyslop Ipu次官、Gideon N. Gathaara氏、カウンターパート機関であるKEFRI所長でプロジェクト・ダイレクターのBen E. N. Chikamai氏、プロジェクト・マネージャーのGabriel M. Muturi氏はじめ、森林公社、農業省等関係機関から総勢15名のご参加を頂きました。

この開催のタイミングは、ちょうど2週間前に2ヵ所の採種園の造成及び植え付けを終えたところであるとともに、納入が待たれていたDNA解析用のシーケンサーが1月末にようやく研究室に設置されてセッティングが整ったという節目になりました。よって、これらの状況を中心に詳しい活動報告がなされました。活動は概ね順調で、特に大きな問題などが発生せずに進捗している状況に、参加者全員が安堵と満足の意を表しました。前回は多忙で出席できなかったMinistry of Forestry and WildlifeのHyslop Ipu次官も、後半の数十分間出席されて本プロジェクトに対する大きな期待を述べられ、ケニア側の意欲を示されました。次回のJCCは現地開催として、2ヵ所の採種園を視察した上で実施してはどうかという提案も出ました。

(なるみ、おざわ)

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会議全景

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プロジェクトマネージャー、ムツーリ氏のプレゼン

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チーフアドバイザー、小澤氏のプレゼン

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FTBC木村課長のプレゼン

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Ministry of Forestry and Wildlife、Hyslop Ipu次官(右)とGideon N. Gathaara氏(左)