2年目の植栽

2014年5月15日

2年目の植栽は2014年1月下旬に、キブウェジとキツイの採種園で連続して実施されました。1年目の植栽目標は、両採種園とも1800本(各60系統×30本)であったところ、キツイは達成できたのですが、キブウェジは採種園の造成が遅れ、植栽までに枯死した苗木があったため、約1200本しか植栽できませんでした。そのため、その不足分約600本を上積みして実施することになりました。

本来の2年目の植栽目標は、両採種園とも600本(各20系統×30本)であるところ、虫害や病害などで植え替えが必要になったもの、及び上記のキブウェジでの不足を足し合わせると、キブウェジ採種園は約1500本、キツイ採種園は約800本の植栽作業となりました。

この植付け指導のため、日本から(独)森林総合研究所林木育種センターの坂本、山野邊両氏が短専として来訪して指導され、予定通り完了しました。1年目の植栽後、雨期でもないのに雨に恵まれて、苗木に十分な水が与えられ、非常に幸運だったのですが、何と今年も同様の幸運に恵まれました。ただ、今年の場合は、2月の降雨が多すぎて雑草の繁殖もすさまじく、痛し痒しという状況ではありましたが。

(なるみ)

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植付け前の苗木確認作業

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植付け作業員への指示の徹底

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ラベルを確認し、苗木をポットから取り出す

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丁寧に植付け穴に入れる

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水分補給用のペットボトルを一緒に埋める

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埋め戻し後、十分に灌水(1本当たり10リットル)

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植付け完了

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キブウェジ採種園の植付けチーム