第3回JCC

2014年5月15日

2014年2月12日に、第3回目のJCC(Joint Coordinating Committee)を開催しました。第1回目と2回目は、首都ナイロビの林業・野生生物省(当時)の会議室で開催しましたが、今回は現場視察と組み合わせてより実質的な議論をすべきとの前回での提案を踏まえ、キツイでの実施となりました。日本側は、JICA本部から五関技術審議役、渡辺主任調査役、ケニア事務所から深井所員、(独)森林総合研究所林木育種センター(FTBC)から近藤職員が、またケニア側は、議長として環境・水・天然資源省のGideon N. Gathaara氏、ケニア森林研究所(KEFRI)からプロジェクト・マネージャーのGabriel M. Muturi氏はじめ代表数名、ケニア森林公社(KFS)、財務省等関係機関から総勢13名のご参加を頂きました。

現場見学の後、会議室に移動し、第2年目の活動報告に続いて、第3年目の活動計画が議論され、ほぼ原案どおりに審議終了しました。本プロジェクトは、2012年の7月から5年間の計画で実施されるものであるため、2015年1月に中間評価を迎えることになります。現在のところ、概ね計画どおりの進捗状況ですが、普及活動等、若干遅れ気味の分野もあり、中間評価に備えて、それらに対する対策も検討されました。

このように節目の年となる3年目には、メリアの検定林造成やアカシアのプラス木選定と種子採取等、活動や行事がこれまでよりも多く計画されており、なお一層の努力と協力で十分な成果が出せることが期待されて閉会しました。

(なるみ)

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現場で議論するJICA本部の渡辺、五関両氏

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メリア種子の前処理を説明するKariuki氏

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メリアに設置されたデンドロメーターの説明

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第3回JCCの参加者

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JICA本部代表の五関氏の挨拶

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育種センター(FTBC)の近藤氏のプレゼン

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PJマネージャーのMuturi氏のプレゼン

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PJチーフアドバイザーの小澤氏のプレゼン