第2回JCC会議でプロジェクトの進捗と今後について議論しました

2022年11月10日

合同調整委員会(Joint Coordinating Committee:JCC)の第2回会議が2022年11月10日にビエンチャンで開催されました。

今回の会議は、2022年2月にプロジェクトが開始してからの進捗や成果と、2023年の計画についてラオス政府とJICAが合同で確認することが目的です。ラオス農林省森林局次長とJICAラオス事務所次長を共同議長として、JCCメンバー、カウンターパート、プロジェクト専門家の総勢約30名が現地から、JICA本部やプロジェクト専門家がオンラインで参加しました。

開始初年からF-REDD 2はトップギアでの活動です。保護林首相令改訂、森林炭素パートナーシップ基金(Forest Carbon Partnership Facility:FCPF)の炭素基金への排出削減成果の報告、県森林減少モニタリングシステム(Provincial Deforestation Monitoring System:PDMS)の合計14県への展開、サバナケット県のランドスケープ管理計画プロトタイプの準備、などを支援中です。多くのドナーやプロジェクトとの連携も特長で、特に5月頃にラオスがポストCOVID-19へ移行してからはそれらと協働する機会が本格的に再開し、また海外でのワークショップにカウンターパートと共に招待されることも増えました。

2023年も同じく息をつかぬ年となりそうですが、形に見える成果を目の前にして、全力での支援を続けて行きます。

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第2回JCC会議