NPSCミーティングの実施

2022年5月26日

2022年5月26日、カウンターパート機関(農林省技術普及・協同組合局)と共同で、プロジェクト初回のNational Project Steering Committee(NPSC)ミーティングを実施しました。NPSCは、農林省の関係局(農業局、畜産水産局、計画協同局、地方開発局)やその他関係省庁(商工省貿易促進局、商工省中小企業振興局、保健省食品薬事局)、JICAラオス事務所より構成され、プロジェクトの重要な各段階において活動に対する助言や支援を行う役割を担っています。

今回の初回NPSCミーティングでは、本プロジェクトの対象地域3県(ビエンチャン都、チャンパサック県、セコン県)の農林局職員も招待し、今後本格始動するプロジェクト活動に対する助言や提言を頂きました。

フードバリューチェーン強化は、生産から加工、流通、販売と幅広い分野が対象となります。そのため、政府機関各省庁がそれぞれの職務所掌・役割を認識し、互いに連携することが大変重要となります。本プロジェクトのNPSCは、プロジェクトのモニタリングの役割を果たすとともに、関係省庁同士の連携強化につながることも期待されます。

また、フードバリューチェーン強化には、政府機関の各省庁間だけでなく、研究機関や民間企業との連携も必要不可欠です。本プロジェクトでは、政府機関関係省庁内の協働の場としてNPSCを活用し、そのうえで、研究機関、民間企業との連携を目的に産官学連携プラットフォームの設立を予定しています。

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NPSCミーティングの様子

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ラオスにおける主なフードバリューチェーン関係アクター(一部)とそれぞれの役割