「モンゴル国都市開発実施能力向上プロジェクトフェーズ2(MUGCUP2)」第3回ワーキンググループの開催

2015年9月15日

「ウランバートル市マスタープラン計画・実施能力改善プロジェクト」の2つ目のサブプロジェクトである「モンゴル国都市開発実施能力向上プロジェクト フェーズ2(MUGCUP2)」は、2010年から2013年にかけて実施されたフェーズ1で作成された再開発法に従って都市の再開発事業が実施されるための行政職員の能力向上を図ることを目的としています。

MUGCUP2の主なカウンターパート機関は、建設都市開発省、土地業務・測地・地図公社(ALAGaC)、ウランバートル市役所、都市計画建築デザイン研究所(UPADI)であり、ワーキンググループ会議は、異なった組織の職員(実務者)が一同に会してプロジェクトに関することを協議する場です。2015年2月のプロジェクト開始以降、ワーキンググループ会議は2回開催されました。

第3回ワーキンググループ会議は、2015年9月15日に開催されました。ウランバートル市にある建設都市開発省において、MUGCUP2の活動の報告とプロジェクト全体の進捗の共有を目的としました。カウンターパート、JICAモンゴル事務所、JICAプロジェクトチームからの計24名、加えてプロジェクトにインターンシップに来ている3名の学生が参加しました。

JICAプロジェクトチームから、(1)ウランバートル市で計画されている区画整理事業を実施するに当たっての課題分析、(2)計画されている8つの区画整理事業のフィージビリティ・スタディの途中結果、(3)MUGCUP2の進捗と今後の活動について情報の共有を行いました。区画整理事業に関しては、団員の説明・報告に対して、事業実施者として参入する民間業の資金力についてなどの質問がカウンターパートから出され、課題に対する問題共有を行うことが出来ました。

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ワーキンググループの様子