「モンゴル都市開発実施能力向上プロジェクト・フェーズ2(MUGCUP2)」第1回ゲル地区土地区画整理事業設計業務に関する民間設計会社勉強会

2016年4月7日

4月7日に、MUGCUP2プロジェクトとゲルハウジング公社の共同主催よる勉強会が開催されました。この勉強会は、ゲル地区区画整理事業候補8地区の設計業務を受注した民間設計会社5社を対象として行っています。初めてのゲル地区区画整理事業のための設計業務であり、この5社は、未経験の土地区画整理事業設計を5月25日までの2ヶ月間の短期間で行うことになっています。勉強会には、MUGCUP2プロジェクトチームメンバーとゲルハウジング公社職員に加え、ゲル地区区画整理事業候補8地区の設計業務受託業者(5社)とウランバートル市マスタープラン局、ウランバートル市住宅公社から計31名が参加しました。

今回の勉強会は、初めての事業に取り組む民間設計会社にとって、ゲル地区区画整理事業を理解するのに大いに参考になったではないでしょうか。勉強会前半はプロジェクトチームから土地区画整理事業の仕組みに関する講義、後半はゲルハウジング公社職員による事業フレームの演習を行いました。主催者であるMUGCUP2プロジェクトとゲルハウジング公社からは、前例が無い事業なので、設計会社はもちろん、関係する全ての組織が共通認識を持つことと、住民対応を慎重に行うことが重要、とのメッセージを伝えました。

設計業務契約期間中、こうした勉強会を1、2週間おきに開催する予定です。

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議事進行を担当するゲルハウジング公社職員

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説明をするJICAプロジェクト専門家