プロジェクトのJoint Coordination Committeeが実施されました

2019年3月8日

2019年3月7日、プロジェクトのJoint Coordination Committee(JCC)が実施されました。正式に開かれるJCCとしては4回目になります。

プロジェクトは、残りの活動期間が約1年となりました。そこで、これまでの活動の成果を確認し、残りの活動期間で実施すべきことを検討するため、2月27日以降JICA本部から調査団がモンゴルを訪問していました。その検討事項を含め、今後の活動方針をモンゴル保健省と協議し、決定しました。

具体的には、総合診療研修を実施するモデル施設としてチンギルテイ地区病院(ウランバートル市内の2次病院)を加えること、また専門研修のカリキュラム改定の指針を開発すること、さらに看護師の卒後研修も対象に加え、まず看護師の指導者を育成する研修を開発することなどが盛り込まれました。

これに伴い、プロジェクトの活動計画は現在のものからバージョンアップさせ、新しい活動計画を承認する調印式を行いました(図1、2)。可能な限りモンゴルの地域で活躍できる医療人材の育成に貢献できるように、残された期間頑張りたいと思います。

モンゴル国一次及び二次レベル医療従事者のための卒後研修強化プロジェクト
チーフアドバイザー 井上信明

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図1.新しい活動計画を承認する調印式(JICA本部より葦田課長(左)とByambadorj保健省事務次官(右))

【画像】図2.JCC参加者一同の集合写真