社会保険庁と社会保険事務所による「移動式社会保険サービス」に同行 in ブンブグル市場

2019年5月6日

社会保険庁とチンゲルテイ区社会保険事務所は、ブンブグル市場において、お客様や販売員たちを対象に、移動式社会保険サービスデーを開催したところ、SINRAIプロジェクトはその活動に同行しました。

社会保険庁の今年の標語である「あなたの近くに、フレンドリーなサービス」を実現すべく、庁と事務所は様々な取組を行っています。その一つが、社会保険事務所内でお客様を待つにとどまらず、お客様が多くいる場所に職員が訪問し、社会保険関連サービスを行うこの取り組みです。

ブンブグル市場のお客様や販売員は、積極的に社会保険事務所職員に質問をしたり、その場で必要書類を整えて、任意加入の年金保険(注:モンゴルでは自営業者や遊牧民は任意加入となっている)に加入していました。

特に、市場の販売員は社会保険事務所が営業している時間帯は仕事で忙しく、事務所に行って手続きをすることが難しいことがあります。よって、このようなお客様のところへ行って、直接広報活動をしたり、サービスをしたりする取組は、年金制度に対する理解を深めることにも繋がる重要な取組だと思います。

この移動式社会保険サービスは、今後も引き続き、他の場所でも行われるそうです。

今回SINRAIプロジェクトが同行させていただいたことについて、関係者の皆様に感謝申し上げますとともに、お客様へのサービス向上にかかる活動を今後も支援していきたいと思います。

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市場内のお客様に対応する社会保険事務所職員

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市場内に設置した簡易ブースに立つ庁職員と専門家

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市場の店員に社会保険について広報をする庁職員

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市場内のお客様に年金加入手続きについて説明する事務所職員