ウランバートル市とザブハン県での住民向け防災啓発研修の実施(第2ステップ)

2018年5月20日

2018年3月に実施した住民向け防災啓発指導員研修に続き、2018年5月12日、14日にザブハン県のオトゴンソム、ウリヤスタイソム、5月17日、20日にウランバートル市のバヤンゴル区、バヤンズル区でのパイロット地域で、住民向けの防災啓発研修を実施しました。

3月研修を受けた指導員と、県および区の非常事態局の職員が中心となって、研修で学んだ講義と実技の内容をもとに、各地域約50名の住民に対して地域の災害状況に合わせた指導を行いました。参加した住民は、災害の知識や救護などの実技を楽しく学ぶことができて有意義だった、自分の家族や職場でもぜひ同じような活動を実践したいなど、好意的な反応を示していました。

プロジェクトでは、一連の活動の成果を踏まえ、指導員研修と住民向けワークショップを運営したカウンターパート職員とともに、活動を全国へ展開するための指導員マニュアル作りを進めていきます。

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災害リスクに関するグループワークの発表

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毛布と鉄パイプによる簡易担架づくりの演習

【画像】ウリヤスタイソムの研修参加者

【画像】バヤンゴル区の研修参加者