ソムの税務検査官を対象とした研修の実施

2019年12月4日

今年の3月に新しい租税法案がモンゴル国会で可決されました。この新税法は2020年1月1日から施行されます。その準備としてモンゴル国税庁が2019年9月20日と21日の2日間、全国のソム(日本の郡にあたる行政区画)の税務検査官とアイマグ(日本の県にあたる行政区画)の税務署長を集め、新税法についての研修を行いました。

研修には330人のソムの税務検査官、及びモンゴル国内に21か所あるアイマグの税務署長全員が参加しました。研修の目的は、新税法の内容紹介、施行にあたっての留意点を説明することです。

新税法の一般税法では、いくつかの新しい制度がJICAプロジェクトとの協力により導入されました。プロジェクトの小阪専門家が新制度導入のメリットや留意すべき点、及び日本の知見、経験等について発表を行いました。

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JICA専門家による講義の様子(写真提供:(一社)金融財政事情研究会)

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モンゴル国税庁税収局長とJICA専門家との記念写真(写真提供:(一社)金融財政事情研究会)

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研修参加者と講師(JICA専門家)との記念写真(写真提供:(一社)金融財政事情研究会)