成果1(構造設計、配合設計等に係る基準策定・改訂能力の向上)関連の室内試験を実施

2019年11月1日

本プロジェクトの成果1の目標は、『道路・運輸開発省及び道路・運輸開発センターの舗装道路の構造設計・配合設計等の基準策定・改訂能力が向上する』ことです。

既存アスファルト舗装の現状確認や材料・施工等の問題点の有無を特定するため、2019年5~6月の現地調査時にモンゴル国内の舗装道路より20本のコア試料を採取しました。それらの試料を日本に持ち帰り、4種の室内試験を実施しております。

また、材料試験の結果を踏まえ、2019年9月にアスファルトの配合を決めるためのマーシャル安定度試験を実施しました。この結果をもとに、2019年10月~11月にかけて、ウランバートル市道路開発局の協力を得て、わだち掘れ評価のためのホイールトラッキング試験を行っております。

これらの試験結果より舗装の損傷原因について総合的に判断し、今後の成果1及び成果2(材料試験能力の向上)の活動の参考資料として使う予定です。

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舗装コア採取の様子

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ウランバートル市道路開発局試験所の試験機材

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ウランバートル市道路開発局試験所の試験機材

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ホイールトラッキング試験の供試体作製時の様子

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ホイールトラッキング試験の供試体作製時の様子