第1回本邦研修の実施

2019年11月2日

2019年10月20日から11月2日までの14日間の工程において、モンゴル気候条件に適した道路舗装技術能力向上に関わる第1回本邦研修が実施されました。

研修の目標は、『舗装道路の構造設計・配合設計等の基準策定・改訂および材料試験の参考となる知見を得る』であり、モンゴルから道路・運輸開発省、道路・運輸開発センターやウランバートル市道路開発局、規格度量衡庁の職員、計9人の研修員が参加しました。

研修の前半は関東エリアにて施設及び試験室の見学を通してアスファルト品質管理試験について学びました。後半は北海道にて道路舗装・維持管理工事の視察・見学を行い、日本の寒冷地での舗装技術について知見を深めました。

帰国後には研修成果を他の職員と共有し、研修員自信の知識の定着及び日本で得た知見の普及を目指します。次回第2回本邦研修は、パイロット事業の実施に資するため、現場施工や品質管理面を主な研修内容とする予定です。

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北海道科学大学における講義の様子

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土木研究所における舗装実験機材見学の様子

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寒地土木研究所における施設見学の様子

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北海道開発局による道路工事視察の様子