道路材料試験所への試験機材導入及び研修の実施

2020年3月15日

本プロジェクト成果2の目標である『道路・運輸開発センターの材料試験実施能力向上』の達成に向けて、モンゴル道路・運輸開発センターの中央材料試験所に2回に分けて試験機材を導入し、研修を行いました。

第1回目は2019年11月25日にホイールトラッキング試験を行うための6機材、第2回目は2020年2月18日に加圧劣化試験機、アスファルトバインダー測定装置等アスファルト試験を行うための10機材がそれぞれ引き渡されました。2月18日に実施された引き渡し式の様子がモンゴル国営テレビやJICAモンゴル事務所、その他関係機関のウエブサイト等で広く報道されました。

これらの機材導入により、モンゴルでホイールトラッキング試験が実施可能になり、またアスファルト混合物や瀝青材(ビチューメン)の成分をより詳細に調べることができ、モンゴルの気象条件に適した材料を分析するにあたり有益な情報を得ることが可能となります。

また、試験機導入後の2019年11月~12月、2020年2月~3月に機材の使用方法や試験方法、データ分析に関する研修を実施しました。

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試験機材引き渡し式

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国営テレビ局によるインタビュー

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試験機材の使用・試験方法に関する研修において熱心に学ぶモンゴル人参加者

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試験機材の使用・試験方法に関する研修において熱心に学ぶモンゴル人参加者

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新規導入機材の検品を実施

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試験結果まとめ方法の研修の様子

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操作手順指導の様子

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操作手順指導の様子