材料試験機材調達の完了

2021年3月25日

本プロジェクトの成果2『材料試験実施能力向上』の達成のために必要な材料試験機材について、2019年、2020年及び2021年の3回に分けて道路・運輸開発センターの中央材料試験所に供与されました。

第1回目は2019年11月にホイールトラッキング試験を行うための機材、第2回目は2020年2月にアスファルト試験を行うための機材、第3回目は2021年3月にCBRオートランマー、非電磁波密度計などの試験所及び現場で利用できる機材がそれぞれ供与されました。また、第3回目となる機材の操作手順指導が2021年3月に実施され、道路・運輸開発センターの職員20名程度が参加しました。

新型コロナウイルス感染症の影響で短期専門家がモンゴルに渡航できない状況が続いており、当面は日本からの遠隔にて実施可能な作業(材料試験に必要なマニュアル作成等)を行う予定です。今後は、短期専門家のモンゴルでの活動が再開され次第、ワーキンググループメンバー及び中央試験所職員向けの材料試験研修の開催を想定しております。

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2021年3月に供与された圧裂載荷装置

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2021年3月に供与されたマーシャルオートランマー

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操作手順指導の様子

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新規導入された機材の使い方を熱心に学ぶ試験所の職員