パイロット事業事後モニタリングの実施

2022年9月14日

本プロジェクト成果3において、2021年に地方道路、2022年にウランバートル市市内道路で低温ひび割れ及びわだち掘れ対策のパイロット事業を実施しました。

パイロット事業の施工工事が終わった後にモニタリングを定期的に実施することは、低温ひび割れ及びわだち掘れといった道路舗装損傷の対策が、どの程度効果があるかを検討する上で重要な判断材料となります。

2021年にナライハ~チョイル道路で実施されたパイロット現場の現状を評価し、損傷の具合を測定する事後モニタリングを2022年9月14日に実施しました。この作業にカウンターパートである道路・運輸開発センターと施工会社のナライハ道路維持管理公社の技術者が参加しました。プロジェクト終了後もこのような事後モニタリングを実施し、測定結果をまとめ、パイロット事業の成果を検証する必要があります。そのための、モニタリング・ワークショップや測定デモンストレーションを2022年10月にモンゴル側に対して開催する予定です。

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測定前の説明の様子

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パイロット現場での測定の様子