第2回合同調整委員会（JCC）を開催しました

2022年4月22日に、第2回合同調整委員会（Joint Coordination Committee Meeting）が開催されました。合同調整委員会では、プロジェクトの運営に関わることを日本・モンゴル両国のプロジェクト関係者が協議します。第1回は新型コロナウィルスの影響でオンラインでの開催を余儀なくされましたが、今回は対面で実施することができ、33名が出席いたしました。また、日本からの参加者に向けて、オンラインでの同時配信も行いました。

当日は、モンゴル教育・科学省L.Tsedevsuren事務次官及び労働・社会保障省人口開発局S.Tungalagtamir局長、JICAモンゴル事務所吉村徳二次長の挨拶に続き、プロジェクトから鈴木サヤカチーフアドバイザーが第1期のプロジェクト全体の活動報告や成果の確認及びプロジェクト後半の活動の方向性についての提案を行いました。

その後、プロジェクト終了後のインクルーシブ教育普及活動の持続性について、参加者の間で活発な議論が交わされました。

最後に、教育・科学省教育統合政策計画局P.Oyunaa局長より閉会のあいさつがありました。その中で、教育省ではインクルーシブ教育政策を策定中であり、プロジェクトの成果も反映させていきたいことや、教育省と地方自治体との間の取り決めで、障害のある子どもの就学数などが指標として採用される計画であることが、紹介されました。