1年間の詳細計画フェーズを経て、実施フェーズが始まりました!

2023年2月28日

昨年6月以来、活動進捗についてご紹介できていませんでしたが、プロジェクトでは、この間、効果的なアプローチで支援を展開できるよう様々な調査やパイロット活動を行って、詳細計画を検討していました。この成果を発表し、関係者から合意を得ることを目的に、2023年1月、第1回合同調整委員会(JCC)を開催しました。同JCCは、商工省次官の議長のもと、中小企業振興機構(IPEME)のプロジェクトマネージャーと日本人専門家チームから概要を発表し、質疑等を行ったうえで、無事に参加者の合意を得ることができました。商工省次官からは、本プロジェクトは商工省の政策の実施に繋がる重要なプロジェクトであること、JCCメンバーも随時協力し、進捗を理解のうえ積極的に発信していくことへの期待が述べられました。本合意をもって、約4年間の実施フェーズの開始となります!当日の様子はTV、ラジオ、ネットニュース等で幅広く放映され、幸先のよいキックオフとなりました。

実施フェーズでは、CaDUPイニシアチブ(注1)下での中小零細企業支援モデルの実証を通じた中小企業振興の枠組み、支援コンテンツ及び関係する人材の能力をさらに強化することで、地場産業のエコシステム(注2)構築を目指します。

(注1)モザンビークにおける地域資源を活用した産業振興のイニシアチブ
(注2)地域資源を活かした産品やサービスを提供する様々な組織や関係者(サプライヤー、流通業者、顧客、競合他社、政府機関など)の競争と協力を伴うネットワーク

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IPEME・プロジェクトマネージャーによる発表

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専門家チームからの発表

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議長のもと全参加者から発言が得られた

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メディア取材の様子

【画像】参加者との写真