YRGとのオンライン会議 ポストコロナに向けたアクションプランの提案

2020年8月19日

8月19日、YRGのDaw Nilar Kyaw交通大臣、YRTA、JICA緬事務所、プロジェクトチームの4者にて、新型コロナウィルス感染拡大を受けての追加活動やプロジェクト期間等について協議を行いました。

新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、3月末から日本人専門家の渡航が制限されており、遠隔により進めている活動もあるものの、全体的に遅れが生じています。そのため、半年程度のプロジェクト期間延長について協議し概ね合意されました。正式には今後YRGとJICA麺事務所の間で書面にて確認することとなりました。

新型コロナウィルス感染拡大を受けて、YRTA及びYBS事業者への支援として、以下4つの追加活動をプロジェクトチームから提案しました。

・A:ポストCOVID-19における財務的に持続可能なバス運行のための運賃政策策定支援
・B:車内混雑緩和を含めた運行計画・情報提供のための支援
・C:YBS事業者の感染拡大防止支援
・D:乗客の感染拡大防止のための衛生管理、消毒のための支援

上記のうち、Cは既にYRTAを中心に実施していることから除外され、A・B・Dは本プロジェクトの活動として実施することとなりました。また、Daw Nilar Kyaw交通大臣からJICA麺事務所に対して、バス乗客向けにマスク配布を行うためのマスク提供の要請があり、JICA麺事務所が検討することとなりました。同活動は”Zero Virus Day”キャンペーンとして、実施準備に移されています。