スリランカにおける第三国研修

2016年3月28日

コミュニティ調停に関する他国の事例を研究するため、2016年3月6日〜12日に第三国研修(スリランカ)を実施しました。第三国研修には、カウンターパート機関である連邦・地方開発省等からコミュニティ調停に関わる政府関係者10名が参加しました。

第三国研修では、首都のコロンボ、紛争の影響が大きかった北部州ジャフナの二か所における視察を実施しました。司法省、州・地方自治省・州評議会省、調停評議会等の政府関係機関や、同国のコミュニティ調停の普及を支援しているアジア財団等を訪問した他、実際に調停に携わる調停人とも面会し、スリランカにおけるコミュニティ調停制度について多角的な視点から学びました。スリランカではコミュニティ調停の導入が進んでおり、今回の第三国研修で得た知識がネパールの今後の組織・体制づくりでも大いに参考になることが期待されます。

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ジャフナ調停協議会への訪問