技術協力プロジェクトページ原稿(6)パイロット郡での打合せ

2016年6月16日

2016年6月13〜16日

コミュニティ調停の連邦・地方開発省(MoFALD)モデルの試験郡として三郡が選定されました。モラン、ダヌシャ、タナフン郡の郡開発事務所(DDC)がカウンターパートとなり、7月にはオリエンテーションを前に顔合わせを行いました。

まず、試験郡に選ばれた経緯と、郡内でも具体的にどの村/市部にコミュニティ調停センターを設置するか(一郡3〜4か所)の選定を依頼しました。選定上の基準については、以下の点を重視してもらうよう、説明しました。
1) これまでに(NGO等により)コミュニティ調停プログラムが実施されていない、
2) 村落開発委員会(VDC)がコミュニティ調停用のスペースを提供できる、
3) 人口が密集している、また
4) 係争数が多い。

後日、モラン、タナフン両郡からは、依頼に基づきコミュニティ調停プログラムの実施状況を確認のうえ、住民の社会・民族的グループの特徴(タライ系、丘陵系など)に配慮した選定をしたとの結果が報告されました。ダヌシャ郡では郡開発事務所だけでは選考が難しいため、地元の主要政党との合議の上決定したいため、待ってほしいとの要請がありました。

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