パイロット郡の行政官向けオリエンテーションの実施

2016年8月27日

2016年8月21〜27日

パイロット郡の郡行政官らの協力により、プロジェクトの支援対象となる合わせて9村・1市が以下の通り決定しました。
・モラン郡(3村1市):モティプール村、ヤンシラ村、バヤルバン村、ランゲリ市
・ダヌシャ郡(3村):パウデショール村、パグチャウラ村、ヤドゥクワ村
・タナフ郡(3村):リスティ村、アルノダヤ村、ガジャルコット村

調停人技術研修の実施やコミュニティ調停センターの開設等、今後のプロジェクトによる支援活動開始に先立ち、村/市の行政官らを対象としたオリエンテーションが開催されました。 オリエンテーションは郡ごとに実施され、各郡および村/市の行政官計41名が参加しました。(モラン郡8月21日、ダヌシャ郡8月23日、タナフ郡8月27日)

オリエンテーションでは、カウンターパート機関である連邦・地方開発省(MoFALD)行政官でプロジェクト・マネージャーのバストラ課長らが出席し、現在策定中のコミュニティ調停ガイドラインの概要や、今後の調停人技術研修やコミュニティ調停センターの開設手順の説明が行われました。これらプロジェクト支援対象となる村/市にとっては新たな地方行政サービスとしてコミュニティ調停を提供することになります。このため、コミュニティ調停サービスの法的位置づけや目的、手続き、行政官や調停人の責務等を中心に、詳しい説明と活発な質疑応答が行われました。

今後、コミュニティ調停ガイドラインに沿って各村/市が調停人候補者を11名選定し、順次各村/市のコミュニティ調停人育成とコミュニティ調停センター開所支援を実施します。

【画像】パイロット郡および村/市の位置