ネパール2018年経済センサスの実地調査が始まりました

2018年4月14日

2018年4月14日、ネパール史上初めての経済センサスの実地調査が始まりました。

この日の朝、首都カトマンズにある中央統計局では第一回経済センサス実地調査の開始式典が500人以上の参列者を得て盛大に開催されました。ネパール政府からはユバ・ラジ・カティワダ財務大臣が、この経済センサスを支援している日本からは在ネパール日本国大使館の小川正史特命全権大使および佐久間潤JICAネパール事務所長が参列し、記念碑の除幕に参加しました。

式典のスピーチでは、カティワダ財務大臣が「将来の国の計画立案にあたっては質の高いデータの作成が必要である」と言及されました。小川大使からは、これまでの経済センサス実施に至るまでの日本の技術協力や資機材の協力がご紹介されました。

経済センサスの実地調査は6月14日まで続きます。

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背景に見えているのは中央統計局庁舎本館と庁舎の看板です。

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記念碑の除幕。(左より)スマン・ラジ・アリャル中央統計局長、佐久間JICAネパール事務所長、サラドゥ・チャンダ・パウデル国家計画委員会事務次官、小川大使、カティワダ財務大臣

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第一回経済センサス実地調査開始式典の演台でスピーチをするスマン・ラジ・アリャル中央統計局長