家庭・地域保健モデル強化手法(母子保健)の研修テキスト改訂版の完成

2022年11月23日

プロジェクト開始時より進めてきた、母子保健研修のためのテキストの改訂作業が完了し、保健省は、下図のとおり8つのテーマ(「家庭・地域保健チーム活動の基本ガイド」「妊産婦管理台帳の作成と活用」「妊娠中の基本的ケア」「妊娠性高血圧症候群」「産後出血」「新生児ケア」「小児の統合ケア」「妊婦ケアと乳幼児健診のモニタリング参考書」)のテキストを、11月7日から16日にかけて、承認しました。これらは最新の保健省令に内容を合わせるため、改訂作業の優先度が高かったものです。今後、これらを試行版として簡易製本し、研修で使用していきます。保健省は現在、公式Webページの改訂作業を行っており、その中でこの8冊のデジタル版へのリンクも設定されることになっています。

このほか、「ファシリテーターのための研修ガイド」と「ヘルス・プロモーション」の2冊について、改訂作業が継続されています。改訂中の2冊については、作業が完了し、保健省に承認された時点で上記の8冊と同様に簡易製本しますが、承認されるまでは「ドラフト版」と表示した上で、研修に必要な最低部数のみ白黒コピーしたものを使用する予定です。研修を重ねていく中で、ファシリテーターや研修受講者から、テキスト内のわかりにくい表現等について意見を求め、それを修正するとともに、新たに施行される省令の確認と写真の更新等を行い、プロジェクトの終了年に、テキスト最終版を印刷・製本し、全国の保健管区へ配布します。

【画像】「家庭・地域保健チーム基本ガイド」のほか、7つのテーマの母子保健研修テキスト