レース設置開始

2014年11月30日

2014年11月

プロジェクトチームは、パイロット活動を行う各村においてレース(保定機)の設置を始めました。家畜の診断や治療、体重測定などに使われるレースは世界中の畜産現場でみられますが、ここパキスタンの農村ではほとんど見ることはありません。

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初めて設置されたレースに村人たちも興味津々

このレースがあれば家畜の身体を固定し体重や体長の測定、家畜の妊娠診断や疾病治療を容易にすることができます。
また、設置されたレースはパイロット農家だけではなく、その周辺に住む農家も利用できます。今後こうした施設を農村部に広く普及させていければと、材料を全て現地で調達、製作しました。
プロジェクトチームでは今年度中に選定する全パイロット農家へのレース設置を目指しています。