中・高学校での植樹活動

2015年8月20日

2015年8月18日〜20日

8月18日から20日にかけて、南米パラグアイ、アルトパラナ県ミンガグアスにて、4つの中学校・高校など、合計約120人の学生が集まり植樹活動を実施しました。
プロジェクトではイグアス湖流域の農家に対して、流域保全活動として湖岸への植林を促進しています。その他にも、住民一般を対象とした環境保全に対する意識化への取り組みも重要と考えて、未来をになう子どもたちへの環境教育を実施しました。

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生徒53名が校庭に100本植樹。

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中学校の自然科学の授業として、中学校3年生が植樹。

植樹の前に、カウンターパートである電力公社(ANDE:アンデ)職員が最初に話しました。水資源は地域に住んでいる人だけでなく、水力発電でできた電気を使うすべての国民にとって大切なので、ANDEも環境保全活動をしていることを説明しました。そして、イグアス湖の汚染が進まないようにすることの重要性や、樹木の働きについて解説しました。その後、参加した子どもたちが郷土樹種をそれぞれの学校の校庭に植樹しました。今回のような、住民の意識改革は地道なものですが、重要な活動の一つとして進めていきたいです。

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中学校3年生30名への環境教育。

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ミンガグアス市にて、中学校2年生が75本植樹。