「木の日」のイベントで、児童たちが植樹

2015年9月9日

イグアス湖流域総合管理体制強化プロジェクトは、2015年6月19日にイグアス市にあるMariscal López校での「木の日」のイベントに参加しました。樹と環境を大切にしていこうという校長と熊澤隊員(青年海外協力隊)のメッセージの後、当プロジェクトのカウンターパートである、ANDE(アンデ:国家電力公社)の流域管理課オスカル課長が自然環境の大切さを話し、なぜ電力公社であるANDEがイグアス湖保全活動をしているかをスライドで説明しました。その後、小学校から要請のあった苗木をANDE側から贈り、樹を30本校庭と学校周囲の街路に植えました。また、生徒・児童と家庭の環境意識啓発のため苗木130本を児童に寄付しました。

植樹の際には、校長先生、学校関係者、生徒が環境保全に対する夢、希望、誓いを宣言しました。この協力を通じて、児童・生徒・学校関係者の環境に対する意識を喚起・醸成するとともに、児童が家庭で環境の話をすること、児童が成長したあかつきには地域に環境保全意識が根づくことを願って実施しています。

今回のイベントでは、小学校で実施した「木の日」のイベントに青年海外協力隊、教育プロジェクトの関係者と参加できました。今回教育省本省の地域教育の担当者と連携が出来たことから、教育省の地域スーパーバイザーとも連携を図りながら、市と準備を進めている組織横断テーブル(プラットフォーム)を活性化してゆきたいと考えます。

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ANDE(アンデ:国家電力公社)職員が環境保全の大切さとANDEが関与する意味について児童に紹介。

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熊澤隊員の環境・木の大切さの説明。写真右手の表は隊員が作成した環境の持つ能力と保全の意味を紹介。

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生徒代表による環境宣言。自然の大切さを訴えた。

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参加したMariscal López校の児童たち。

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児童による植樹風景。学年ごとに植樹。

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児童による植樹風景。環境についての思いを話した後に植樹。