流域の市民が選んだ、環境教育プログラムがスタート

2016年8月23日

イグアス湖流域総合管理体制強化プロジェクトでは、私有地が多く占める流域管理を実施していくために、住民たちと一緒に活動を進めています。地域住民のリーダーが集まったグループ(プラットフォーム)では、最初の流域管理活動としてANDEの環境教育プログラムが採用され、市民に対する講座が開催されました。

電力公社であるANDEが実施する環境教育は、とてもユニークなものです。パラグアイの国のほとんどの電力は、再生可能エネルギーで発電しています。その「電力」が第1回市民講座のテーマであり、それに続いて、その電力の源である「水」が第2回市民講座のテーマになります。参加した市民からは、「電力について、勉強することでパラグアイが世界有数の再生可能エネルギー国だということをしり、誇りに思った。」「節電することが、環境を守ることにつながることを知った。」と、大変好評でした。

これからも、イグアス湖流域での環境教育プログラムをたくさんの市民に広めることで、環境に配慮する地域づくりを進めていきたいと思います。

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マジョルキン市のプラットフォーム主催で開催された、ANDE環境教育市民講座の受付の様子

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R.A.オビエド市のプラットフォーム主催で開催された、ANDE環境教育市民講座の様子。

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ANDE環境教育市民講座第1回講師(ANDE職員)

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マジョルキン市のプラットフォームメンバーと環境教育市民講座終了後に記念写真