JICA本部にて「ゴマプラットフォーム会議」開催 パラグアイから代表団を派遣

2019年11月15日

2019年11月15日、JICA本部にて「JICA食と農の協働プラットフォーム(JiPFA)ゴマ第1回分科会」が開催されました。JiPFA設立前のゴマプラットフォーム会合を含めると今回で5回目の開催となるこの会議には、ゴマの輸入商社やメーカー、大学関係者など約60名が出席しました。

パラグアイ、ブルキナファソ、ミャンマーで実施中のJICAゴマ支援プロジェクト関係者により、各々のプロジェクト進捗状況や課題などについて発表が行われました。

INOPARプロジェクトからは、これまでの取り組みをビデオで紹介し、今後の課題として作物残留試験の実施等について説明しました。また、全国胡麻加工組合の高田直幸氏からは、残留農薬の基準値変更に対する関連企業の取り組み状況について発表がありました。会議後半部分では、パネルディスカッションが行われました。

本会議にパラグアイから、INOPARプロジェクトの滝本リーダー及び国立植物・種子品質・検疫機構(SENAVE)カロリナ・ガライ研究所長が出席しました。共通の問題を抱えるゴマ生産国の中で、パラグアイがモデルケースとなり、同様の解決策が他国においても適用されていくことが期待されます。

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INOPARプロジェクトに製作したPRビデオ「良質で安全なゴマ生産を目指して-パラグアイの取り組み-」の紹介。

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滝本リーダーの発表。

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パネルディスカッション。