専門家着任

2021年4月1日

2月12日に横島調整員、同26日に遠藤チーフアドバイザーがパラグアイに着任しました。当プロジェクトは2017年12月にスタートしましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により2020年4月からほぼ1年に渡って現地での活動ができませんでした。この間、遠藤CAが中心となりリモートでの会議を実施し、パラグアイ側と協議を進めプロジェクトの進捗を図ってきました。リモートでの助言・指導には限界があり困難な状況でありましたが、今般1年ぶりに専門家チームが派遣され、実地の活動ができる運びとなりました。

まずは関係各局のキーパーソンの方々と協議を行い、プロジェクトの今後の活動や課題・解決策を探っていくこととし、3月9日JICA事務所の福井所長も同行いただき、SENAVE総裁のRodrigo Gonzalez氏を訪れ意見交換を行いました。総裁からは、歓迎の言葉とJICAへの謝意に続き、新たに予定しているSENAVE研究所の建設についての意欲や作残試験の強化などについてコメントがあり(重要な活動拠点となるため頻繁に訪問した方が良いとの提言もあり)、日本側もプロジェクトの遅れを取り戻すべく全力で取り組みたい旨を伝えました。

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SENAVE総裁室にて

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SENAVE総裁室にて(意見交換)

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意見交換