第5回合同調整委員会(JCC)の開催

2022年5月10日

2022年5月10日、農牧省(MAG)のSantiago Bertoni大臣、国立植物・種子品質・防疫機構(SENAVE)のRodrigo González総裁、パラグアイ農業技術院(IPTA)のEdgar Esteche総裁そしてJICAパラグアイ事務所の福井康所長の御出席のもと、各責任機関の代表らが参加して第5回合同調整委員会(JCC)が開催されました。

今回においては、これまでの成果(残留農薬の検出率の大幅な減少など)を発表するとともに、プロジェクトの延長と延長期間に行う活動に係る関係者間での合意が主なテーマでした。

延長期間は8カ月とし、同期間中に強化する課題として、残留農薬の検査技術の更なる向上と検査項目の増加、ゴマ輸出検査体制の向上と生産地における効果的な指導体制の確立、短期専門家による指導、ゴマでのノウハウを活かしたバナナの作物残留試験への取り組みなどが挙げられました。

また、MAG、SENAVEおよびJICAの3者間でこれまでの官民が連携して培われた成果が評価され、今後とも食品の安全性を高めるべく一致協力することが重要である旨再認識されました。最後にプロジェクトの延長と目標達成に向けた取り組みに関し合意文書が取り交わされました。

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会議の様子

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署名式:左からJICA所長、、MAG大臣、SENAVE総裁